水の与えすぎに注意

根元が腐らないように

水やりのペースは、1週間から2週間に1回で十分です。
胡蝶蘭の葉を確認し、乾いていたら午前中に水を与えてください。
なぜ午前中なのかというと、午後から夜にかけてだと気温が下がり、胡蝶蘭が水を吸い上げられないからです。
さらに水を与える際は、冷たい水は避けましょう。
特に真冬は水道水だと冷たすぎて、胡蝶蘭にダメージを与えてしまいます。

水やりをした後に、鉢の底に水が溜まっていたらすみやかに捨てましょう。
そのままにしたり、水やりの頻度が多かったりすると、根腐れを起こしてしまいます。
このような部分に注意すれば、胡蝶蘭はいつまでも元気に生き続けます。
毎日水やりをしなくても良いので、家を空ける機会が多い人にもおすすめです。

育てるのに適している温度

花が咲いた時に、よく見える場所に胡蝶蘭を置くのは良いことです。
しかしあまりにも寒いところや暑いところでは、胡蝶蘭が育たないので避けてください。
胡蝶蘭を育てるのにおすすめの温度は、20度から25度です。
人間が暮らしやすい温度と同じなので、人間が生活を送っているリビングなどに胡蝶蘭を置きましょう。
さらに風通しが良く、直射日光が当たらない場所を選んでください。

リビングに胡蝶蘭を置く際は、冷暖房の近くにならないよう心がけましょう。
冷暖房が近くにあると、風の影響で胡蝶蘭の葉が乾燥してしまい、うまく育ちません。
しかし、神経質になる必要はありません。
常に人がいる室内に置けば良いので、すぐに場所が決まると思います。


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